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2019.07.11

7/11(木)第六話:Bトレンド×Vトレンドの向かう先

株主の皆様、そして会員の皆様、お世話になっております。
勝ち馬投票支援事業部・部長の石川徹也です。

【8年ぶりのVトレンド発動】を受け始まった当コラムも今回が最終話。

Vトレンドと聞いて、中にはBトレンドと混同される会員様もいらっしゃったでしょうが、過去五話を通じて何となくでも理解してもらえれば、これからの夏競馬、更には秋競馬を迎える上で大きな財産となります。

改めて今年、Vトレンドが発動されることとなった最大の理由は『セレクトセール売上上昇』であり『夏セリ全般における売上上昇』を見込んだもの。

今年から9月には新たに1歳馬のセリ市場『セプテンバーセール』が組み込まれることになりましたが、肝心の「馬を購入する側=馬主」にとっては“厳しい現実問題”が突きつけられました。

[1]降級制度の廃止
[2]セレクトセールにおける平均落札価格上昇
[3]社台系一口クラブ馬隆盛によるセール出身馬の地位低下

極端な落ち込み防止策…それが「Vトレンド発動最大の理由」でした。

そして今週「セレクトセール2019」が行われましたが、何事もなく前年比を大きく上回る結果となりましたのも、その背後には「Vトレンドが存在した」ということは改めて記憶の中に留めておいて欲しい部分となります。

このコラム上では再三に渡り

【BトレンドとVトレンドの融合】

という話もさせて頂きましたが、その矛先はどのように向かうのか?

この最終話では先々の話を含めた内容を展開させて頂きます。

それでは、第六話「Bトレンド×Vトレンドの向かう先」をご覧下さい。

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6話連続特集コラム

【究極特集】あの「Vトレンド」が8年ぶりに発動

7/11(木)公開
第六話:Bトレンド×Vトレンドの向かう先
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《セレクトセール1歳馬売上推移》
[2019年]
売上総額:107億3200万円
平均落札価格:4834万2342円

[2018年]
売上総額:96億7450万円
平均落札価格:4585万711円

[2017年]
売上総額:86億3450万円
平均落札価格:3997万4537円

[2016年]
売上総額:81億3060万円
平均落札価格:3746万8203円

[2015年]
売上総額:71億450万円
平均落札価格:3383万952円

《セレクトセール当歳馬売上推移》
[2019年]
売上総額:97億8400万円
平均落札価格:5043万2990円

[2018年]
売上総額:82億5750万円
平均落札価格:4028万488円

[2017年]
売上総額:86億9250万円
平均落札価格:4575万円

[2016年]
売上総額:68億1150万円
平均落札価格:3746万8203円

[2015年]
売上総額:60億6900万円
平均落札価格:3298万3696円

上記はセレクトセール過去5年の売上推移をまとめたものであるが、1歳馬市場、当歳馬市場共に前年を大きく上回る結果となった。

もちろん、その背後にVトレンドが寄与していることは言うまでもないだろう。

社台グループを筆頭とした国内生産者による馬主保護策でもあるVトレンドだが、そのVトレンドはBトレンドと「融合」することにより、より強固なトレンドを形成することになる。

例えば、特定種牡馬産駒の落札価格を引き上げたいと考えた社台グループは、ここ数週でどのような動きを見せただろうか?

分かり易いところでは宝塚記念。

1番人気キセキ(ルーラーシップ産駒)
2番人気レイデオロ(キングカメハメハ産駒)

ルーラーシップの父がキングカメハメハであるように、同じ系統の種牡馬であるが、キセキは2着、レイデオロは5着と敗れた。

変わって勝利したのはリスグラシューであり、3着入線はスワーヴリチャードだった。この両馬の父は…「ハーツクライ」。

その上で先日のセレクトセール2019。

「シンハディーパの2018」2億7000万円:杉野公彦氏
「マラコスタムブラダの2018」2億3000万円:スリーエイチレーシング
「マラコスタムブラダの2019」1億6000万円:猪熊広次氏
「コーステッドの2019」1億6000万円:ダノックス
「テンプルステイの2018」8000万円:キーファーズ
「ゴジップガールの2018」7400万円:金子真人HD
「ザズーの2019」6600万円:金子真人HD

5000万円以上で落札されたのは全部で7頭だが、ここで注目したいのは落札者。猪熊広次氏と言えば「バローズ」の冠名でもお馴染みだが、宝塚記念で2着したキセキの馬主でもある石川達江氏と猪熊氏の間柄はいわば身内のようなもの。

また、金子真人HDやダノックス、そしてキーファーズと言った社台グループにおける大の得意先が高額落札までした経緯を考えれば…ハーツクライ産駒に関して「何らかの話」が背後に存在することは想像に難くないだろう。

そしてもう1つ。

セレクトセール直前になって発表された「キングカメハメハ種牡馬引退」。この一報は、キングカメハメハ産駒、ロードカナロア産駒、ルーラーシップ産駒の価値を一気に引き上げた。

またディープインパクトの種付け中止に伴い、ディープインパクト産駒に対するプレミアム化、その後継種牡馬キズナ産駒の高騰化。

社台グループが取り組んできた「ブランド戦略」は、このセレクトセール2019に対しても随所で垣間見ることが出来た。

もちろん、これで終わりではない。

週明けには「セレクションセール」が行われ、そして8月には「サマーセール」が行われる。むしろ、世の中の数多くの馬主にとってからすればセレクションセールやサマーセールこそが本番。

「セレクトセールは馬が高過ぎるよ。5000万円の馬を1頭購入するより、500万円の馬を10頭購入したほうが夢も広がる」

これは弊社在籍の馬主様だが、このような馬主が少なくないのが現実。

実際に宮間部長が「1000万円なら安い」と断言したサマーセール上場馬の落札を勧めた馬主は「1000万円超えたら買わない」と拒否。結果、別の在籍馬主が落札したこともあった。

このように、馬主の懐事情などは一部の富豪的な馬主を除けば、極めて現実的に馬選びをするものだ。もちろん、そのバックアックをする流れが出来ているのが、現在馬主の世界を席巻している「Vトレンド」でもあるのだが、残念ながら昨年はVトレンドの流れは一切なかった。

このVトレンドに関しては、具体的に詳細が見えて来ない部分も多いだけに、会員の方々からすれば理解しにくい部分もあるだろうが、それを分かり易い形で馬券に落とし込んだ唯一のイベント企画こそ、

■収益特化型競走
-V LIMITED -
【Vリミテッド】

6/30(日)
福島11R:ラジオNIKKEI賞(GIII)

7/7(日)
中京11R:プロキオンS(GIII)

7/14(日)
函館11R:函館記念(GIII)

3歳限定重賞のラジオNIKKEI賞では「社台スタリオンS以外に繋養される種牡馬」を馬券対象馬に取り上げ、馬連6240円的中を届けている。軸馬は「セレクトセール出身馬」でもあるヴィクトワールピサ産駒ブレイキングドーンだった。

ダート重賞のプロキオンSでは出走馬15頭の中で“唯一”の社台系生産馬だったミッキーワイルドを軸に3連複3530円的中を届けた。ロードカナロア産駒のミッキーワイルドだが、そのロードカナロア産駒における「ダートの可能性」を広げる意味では有意義な結果だった。

そして今週はハンデ重賞「函館記念」がターゲットとなるが、これまでの2つの重賞結果と同じように、

【BトレンドとVトレンドの融合】

がハッキリ示されてきている一戦となる。

・アメリカズカップ(マンハッタンカフェ産駒)
・アーバンキッド(ハーツクライ産駒)
・エアスピネル(キングカメハメハ産駒)
・カルヴァリオ(マツリダゴッホ産駒)
・ゴールドギア(ロードカナロア産駒)
・スズカデヴィアス(キングカメハメハ産駒)
・ステイフーリッシュ(ステイゴールド産駒)
・ドレッドノータス(ハービンジャー産駒)
・ナイトオブナイツ(ハービンジャー産駒)
・ブラックバゴ(バゴ産駒)
・ポポカテペトル(ディープインパクト産駒)
・マイスタイル(ハーツクライ産駒)
・マイネルサージュ(ハービンジャー産駒)
・マイネルファンロン(ステイゴールド産駒)
・メートルダール(ゼンノロブロイ産駒)
・レッドローゼス(ステイゴールド産駒)

上記は函館記念に登録する全16頭とその父を一覧にしたもの。

ここでハッキリと申し上げておくことは…函館記念には「BトレンドとVトレンドの融合がハッキリと示されるレース」であること。

今週はセレクトセール直後の週末であり、セレクションセール直前の週末である。

・宝塚記念やラジオNIKKEI賞、プロキオンSのように特定の種牡馬価値を引き上げる狙いがあるのか?

・◎指定馬の勝利により得するのは誰なのか?

・セレクトセール結果からどのような影響を受け、そしてセレクションセールにはどのような影響を与えるのか?

函館記念というレースを単体で考えれば、一般競馬ファンからすれば単なる夏のローカル重賞に過ぎないが、函館記念に流れる「Bトレンド×Vトレンドの融合」の先には…8月、9月競馬をも包み込む流れが出来上がる。

今回、このVトレンドが発動されることで、会員の皆さんが唯一直接的に触れることが可能となるイベント企画こそ【Vリミテッド】指定競走とはなるが、もちろん表立って触れられていないだけで「あちらこちらにVトレンドの要素が流れ込んでいる」ことは絶対に忘れないで頂きたい。

そして8月、9月。弊社から皆様にどれだけの“朗報”を届けることが出来るようになるのか?

謂わばこのVトレンドの流れはあくまでも導火線に過ぎない。

その先に待ち受ける本当の勝負所…楽しみにお待ち頂きたい。

勝ち馬投票支援事業部
部長・石川徹也
 

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