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総合プロジェクトブログ

2019.07.10

Bトレンドレポート番外編「セレクトセール2019-Vol.22-」

株主の皆様、会員の皆様こんばんは。
馬主支援事業部の宮間でございます。

1998年のセレクトセール創設から今年で「22回目」のレポートを迎えましたが、過去の記憶が走馬灯のように蘇ってまいります。

何せ私の職務上、年間で最大のクライマックスは「セレクトセール」。もちろん来週には「セレクションセール」、8月には「サマーセール」、9月以降も「セプテンバーセール」「オータムセール」と控えているだけに「セレクトセールが終わってほっと一息…」とは行かないところが悲しいところ。

昨日まではセレクトセール中心で動き、そして同時に次週のセレクションセールに向けて現在は準備中。

ハッキリ言って寝不足で今にもぶっ倒れそうなところではございますが、まずはご報告となりますBトレンドレポート「セレクトセールVol.22」。最後まで目をお通し下さい。

さて、その「セレクトセール2019」。まずは参加株主の皆様、本当にお疲れ様でございました。

予算を大幅に上回ってしまった株主様、価格が高過ぎて落札できなかった株主様。そして「億」を超える攻防戦を制した株主様といらっしゃいましたが、ギリギリのせめぎ合いも終了し、今はホッとひと息付かれている株主様も多いことでしょう。

もちろん、「セレクションセールやサマーセールが本番」という方々も多くいらっしゃいますが、その分の穴埋め、資金獲得は我々にお任せ下さい。

■SPECIAL MISSION
使った資金は即回収せよ!

緊急イベント
セレクト・セレクションセール
『資金回収ターゲット競走』

週間2本の予定で提供となります上記プロジェクト競走をご用意。何せ年々高騰化の一途を辿る競走馬セール。

資金的な部分で少しでもお役に立ててもらう意味で「穴埋めレース」をご用意させていただきました。

これは毎年恒例のこととはいえ、セレクトセール会場というのは「日本一オフレコ情報が集まる場面」でもございます。

あっちで「こそこそ…」、こっちで「こそこそ…」と意味深な光景を目の当たりにされた株主様も多いでしょうが、その模様はさっそく上記『資金回収ターゲット競走』でも反映をさせていただきます。

もちろんこれ以外にも、現場に居た人間なら誰もが気付くことですが、これから夏競馬はまさしく『お宝の宝庫』と化して参ります。

このセレクトセール終了を期に、また新たなるBトレンドが塗り替えられて参りますが、GIプロジェクトに関係する皆々様には、改めて『Bトレンドの重要性』『Bトレンドの優位性』を知ってもらう夏になることは予め宣言をさせていただきましょう。

さてここからはセレクトセール2日間を簡単に振り返らせていただきますが、初日(1歳馬)の取引総額は史上初めてとなる「107億3200万円」と100億越え。1頭辺りの平均落札価格も「4834万2342円」となりました。

一方で2日目(当歳馬)の取引総額は「97億8400万円」。100億には届きませんでしたが、平均落札価格は1歳馬を上回る「5043万2990円」と昨年の平均を1000万円上回りました。

もちろん、1歳・当歳の両セールにおける取引総額のレコード更新の背景には…【8年ぶりのVトレンド】も貢献していることは言うまでもないでしょうし、社台グループを筆頭とした【特定種牡馬産駒価値向上策】も奏功したと言えるでしょう。

何せセレクトセールが行われるタイミングで『キングカメハメハ種牡馬引退』の一報を流す露骨な戦略。

キングカメハメハに関しては、既に事実上の種牡馬引退であることは、Bトレンドレポートで何度も触れて参りましたが、このタイミングで正式発表を行うということは…キングカメハメハ産駒並びに、その系統馬に対する「セリ価格向上策の一環」と捉えるのが自然でしょう。

それでは今年のセレクトセール2019において、具体的にどのような動きが見ることが出来たのか?

ここからは【セレクトセール2019】2日間の模様を振り返らせていただきます。

《セレクトセール1日目》

例年の如く高級外国車販売ブースがズラリと並ぶ異世界空間にやってきたような気持ちにさせられるセール会場。

周囲を見渡せば、顔なじみの騎手や調教師の先生方、旧知の馬主さんがチラホラと。まぁそんな話しは程々に、肝心のセリのほうですが、先ほども申したように、今年の1歳市場は初めて総額100億円を超えて来ました。

・上場頭数:239頭(牡136頭、牝103頭)
・落札頭数:222頭(牡127頭、牝95頭)
・売却率:92.9%(牡93.4%、牝92.2%)
・売却総額(税別):107億3200万円(牡73億9450万円、牝33億3750万円)
・平均価格(税別):4834万2342円(牡5822万4409円、牝3513万1579円)
・最高価格(税別):3億6000万円

この日は1億円越えが全部で21頭。落札価格2億円超えとなった9頭を上げさせていただきます。

・ミュージカルウェイの2018(牡)
父:ディープインパクト
販売者:ノーザンF
落札者:近藤利一
落札額:3億6000万円(税別)

・ジンジャーパンチの2018(牡)
父:キングカメハメハ
販売者:ノーザンF
落札者:サラブレッドクラブライオン
落札額:2億9000万円(税別)

・シンハディーパの2018(牡)
父:ハーツクライ
販売者:ノーザンレーシング
落札者:杉野公彦
落札額:2億7000万円(税別)

・ジョコンダIIの2018(牡)
父:ディープインパクト
販売者:ノーザンレーシング
落札者:金子真人HD
落札額:2億6000万円(税別)

・ベルワトリングの2018(牡)
父:キングカメハメハ
販売者:ノーザンレーシング
落札者:サトミHC
落札額:2億5000万円(税別)

・マラコスタムブラダの2018(牡)
父:ハーツクライ
販売者:ノーザンF
落札者:スリーエイチレーシング
落札額:2億3000万円(税別)

・マーゴットディドの2018(牡)
父:Frankel
販売者:ノーザンレーシング
落札者:金子真人HD
落札額:2億1000万円(税別)

・サマーハの2018(牝)
父:ディープインパクト
販売者:ノーザンレーシング
落札者:金子真人HD
落札額:2億1000万円(税別)

・フラーテイシャスミスの2018(牡)
父:ディープインパクト
販売者:ノーザンレーシング
落札者:サラブレッドクラブライオン
落札額:2億円(税別)

最高落札価格3億6000万円での取引となったのはディープインパクト産駒の「ミュージカルウェイの2018」。全姉はオークス、秋華賞の2冠を制したミッキークイーンです。

そして今年。例年と大きく異なることとなったのは、キングカメハメハ産駒とハーツクライ産駒が2頭「2億円超え」を果たしたこと。

これもキングカメハメハ種牡馬引退の一報であり、そしてハーツクライ産駒に関しては、直前に行われたGI「宝塚記念」の結果も価格高騰を招いた要因と言えましょう。

他にもロードカナロア、ドゥラメンテ、ハービンジャーなどお馴染みの血統馬が高値で落札。社台グループの“仕込み”通りの展開となりました。

《セレクトセール2日目》

この2日間で最も盛り上がりを見せた当歳馬セール。まずは全体の報告から。

・上場頭数:216頭(牡137頭、牝79頭)
・落札頭数:194頭(牡123頭、牝71頭)
・売却率:89.8%(牡89.8%、牝89.9%)
・売却総額(税別):97億8400万円(牡72億1300万円、牝25億7100万円)
・平均価格(税別):5043万2990円(牡5864万2276円、牝3621万1268円)
・最高価格(税別):4億7000万円

1億円越えは全部で20頭。落札価格2億円超えとなった7頭を上げさせていただきます。

・タイタンクイーンの2019(牡)
父:ディープインパクト
販売者:ノーザンレーシング
落札者:近藤利一
落札額:4億7000万円(税別)

・ベネンシアドールの2019(牡)
父:ディープインパクト
販売者:ノーザンファーム
落札者:ダノックス
落札額:2億9000万円(税別)

・アドマヤテンバの2019(牡)
父:ロードカナロア
販売者:ノーザンレーシング
落札者:小笹芳央
落札額:2億7000万円(税別)

・アドマイヤセプターの2019(牡)
父:ドレフォン
販売者:ノーザンレーシング
落札者:東洋木材
落札額:2億5000万円(税別)

・ライフフォーセールの2019(牡)
父:ハービンジャー
販売者:ノーザンレーシング
落札者:大塚亮一
落札額:2億2000万円(税別)

・アゲヒバリの2019(牡)
父:ロードカナロア
販売者:ノーザンレーシング
落札者:小笹芳央
落札額:2億1000万円(税別)

・ヤンキーローズの2019(牝)
父:ディープインパクト
販売者:ノーザンレーシング
落札者:金子真人HD
落札額:2億1000万円(税別)

最高落札価格はディープインパクト産駒の「タイタンクイーンの2019」で4億7000万円。税込みで5億円超えと常軌を逸した高額落札価格となりました。何せ兄弟にはストロングタイタン程度で目立った活躍馬はなし。

一般競馬ファンからすれば「高過ぎるのではないか?」という疑問もあるでしょうが、「タイタンクイーンに初めてディープインパクトを付けた馬」という部分に需要があるのです。

実際に弊社株主様も「3億までなら」と欲していた1頭でしたが、リザーブ価格1億円の同馬における第一声がいきなり「3億!」ですからね(笑)

「当歳馬なんて、はっきり言えばどう成長するのか分からん!」と言っちゃうのは社台グループ御大でもある吉田照哉氏ですが、それでも1歳馬以上に高額となるのは、血統的要素や体つき。それから育成サイドのプッシュから跳ね上がるものです。

血統的要素となれば、やはり注目されるのはディープインパクトになりますが、そんな中で2億5000万円もの値が付いたドレフォン産駒の「アドマイヤセプターの2019」は会場を沸かせた1頭。

この馬は母が「ドゥラメンテの全姉」という血統背景が注目。実際に弊社株主様の中にも「1億円くらいまでで手に入らないか?」と摸索してきた1頭でしたが、短距離の芝・ダートを問わずに活躍が見込める1頭は先々も注目となるでしょう。

さて全体的に見ても、ディープインパクト産駒以外でも億超えの取り引きが多かったように、これも全て社台グループ側のシナリオ通り。ディープインパクト産駒の価値が下がることはないでしょうし、実際に今年は種付けを中止した影響で今年上場された当歳馬も「プレミア価格」と化した馬も多い。

来年度はディープインパクト産駒の更なる価格上昇に加えハーツクライ、ダイワメジャー産駒に対する見直し、そしてロードカナロア、ドゥラメンテ産駒らが高値取引されることとなるでしょう。

以上「セレクトセール2019」に関するレポートとなりますが、こうしてセレクトセールに毎年のように参戦していると私の金銭感覚も麻痺しそうになります。

特に今年は、降級制度の廃止等もあり、セリ全般の売上減も懸念されておりましたが、「8年ぶりのVトレンド」も奏功した部分もあるでしょう。

また、靴小売の「ABCマート」の社長や「ラウンドワン」の社長など、現在勢いのある新規馬主さんもセリに参加し、終わってみれば全てにおいて過去最高を記録しました。

まぁ毎年思うことですが…この界隈だけは「バブル絶頂期」を感じさせてくれますね。

1億円を超えたらポンポン1000万単位で値が上がる。注目馬などは1億がいきなり3億まで上がったりと一般人からすれば理解不能の世界。

ただこれも毎年思うことなのですが…今回、このレポートに記述した2億超えの馬の中には、私の基準で言えば、「1円」でも買いたくない馬も何頭か入っております。

もちろん、馬を選ぶ基準はそれぞれの価値観により異なりますが、2億円以上もする血統馬を私は全く必要ないと考えてしまうのです。

売る側の人間も「よくもまぁここまで跳ね上がったな」と、ほくそ笑んでいるのは確実なわけですが、高馬を購入する人間も「言われるがまま」に金を出す構図は…新規の馬主参入を遠ざけます。

例えば、毎年のように億を超える高馬を複数購入してきたキーファーズ。今年は何と…ハーツクライ産駒の1歳馬を8000万円で購入したのみ。

何せ2億1000万円も投じられたキスラーなどは僅か1勝。2億5000万円が投じられたカザンなどは既に登録抹消。地方競馬で僅か50万円を稼いだのみで引退です。

その埋め合わせ…という訳ではございませんが、ノーザンFから庭先取引で購入したマイラプソディ(ハーツクライ産駒)は先週末に新馬戦を快勝。この辺りにも…競走馬を購入する際の「闇」は潜んで居たりする訳です。

それは同時に馬券に対しても言えることです。

「情報の真贋の見極め」

我々にとってセレクトセールの場というものは、単純にセリで馬を購入するだけが目的ではありません。

水面下でのやり取りだけでプロジェクト競走における情報を収集できる場所でもございます。

無論、その効果は、まずは冒頭でも示した

■SPECIAL MISSION
使った資金は即回収せよ!

緊急イベント
セレクト・セレクションセール
『資金回収ターゲット競走』

でもご体感いただきます。

週が明ければ今度はセレクションセールが控えておりますが、今年のセレクトセールの状況を踏まえれば、セレクションセールも「過去の平均落札価格を上回る」ことが容易に予測されます。

「資金的な余剰を持ちたい」と考えていらっしゃる株主様も少なくはない中で、まずは今週末の提供レースにて、少しでも穴埋めできるよう努力させていただく所存です。

なお週末には改めてBトレンドレポートにおいても報告させていただきますので、必ず目をお通し下さい。

それでは失礼致します。

馬主支援事業部
部長 宮間健

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