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総合プロジェクトブログ

2019.02.08

株主優待ブログ「Bトレンドレポート」 Report:No334

2019年2月8日公開
京都記念週号
Report:No334

執筆:馬主支援事業部部長「宮間健」

株主の皆様、会員の皆様こんばんは。
馬主支援事業部の宮間でございます。

《2018年度2歳戦における生産者勝利数トップ10》
1位 ノーザンF:176勝
2位 社台F:49勝
3位 ビッグレッドF:13勝
4位 白老F:9勝
4位 レイクヴィラF:9勝
4位 ノースヒルズ:9勝
7位 谷川牧場:8勝
7位 三嶋牧場:8勝
9位 下河辺牧場:7勝
10位 岡田スタツド:6勝

先週のBトレンドレポートで公開させていただいた一覧を冒頭より再掲載させていただきましたが、このランキングを頭に入れておくことが、今年の3歳クラシック路線における「最重要要素」と断言させていただきます。

昨年末より、再三に渡り『キーワード』として

【2019年度はBトレンドが激化するシーンを垣間見てもらうことになる】

そして

【激動の2019年】

と申して来ましたが、これらキーワードも昨年の2歳戦線における「かつてないほどの社台グループ1強状態」を見越しての言葉に過ぎません。

では実際に、これら状況が、どのような事態を招いているのか?

昨年12月以降に行われた2歳、3歳の世代限定重賞の勝ち馬をまずはご覧下さい。

・阪神JF(GI)
勝ち馬:ダノンファンタジー
父:ディープインパクト
馬主:ダノックス
生産:ノーザンF

・朝日杯FS(GI)
勝ち馬:アドマイヤマーズ
父:ダイワメジャー
馬主:近藤利一
生産:ノーザンF

・ホープフルS(GI)
勝ち馬:サートゥルナーリア
父:ロードカナロア
馬主:キャロットF
生産:ノーザンF

・シンザン記念(GIII)
勝ち馬:ヴァルディゼール
父:ロードカナロア
馬主:G1レーシング
生産:ノーザンF

・フェアリーS(GIII)
勝ち馬:フィリアプーラ
父:ハービンジャー
馬主:キャロットF
生産:ノーザンF

・京成杯(GIII)
勝ち馬:ラストドラフト
父:ノヴェリスト
馬主:社台RH
生産:社台F

・きさらぎ賞(GIII)
勝ち馬:ダノンチェイサー
父:ディープインパクト
馬主:ダノックス
生産:ノーザンF

昨年12月以降の世代限定重賞レースは7鞍行われましたが、その内6勝を挙げるのがノーザンF生産馬というように他を圧倒。

更に言えば、クラシックレースに直結する世代限定重賞において、非社台系生産馬で勝利したのは札幌2歳Sと東スポ杯2歳Sを制した「ニシノデイジー僅か1頭のみ」という現象が今年のクラシック路線における構図です。

牝馬においては、非社台系生産馬の重賞勝ち馬はゼロ。

オープン特別まで広げて初めてジュニアCを勝ったヴァッシュモン、紅梅Sを勝ったメイショウケイメイが登場しますが、クラシックに直結するようなオープン特別では若駒Sをヴェロックス(ノーザンF)、エルフィンSをアクアミラビリス(社台F)と依然、社台系生産馬が席巻している状況です。

さて、このような状況がどのような弊害を巻き起こすのか?

それは、社台グループ内調整における徹底した使い分け戦略による出走頭数の制限です。

事実、昨年6月から始まった2歳限定重賞から先週のきさらぎ賞までフルゲートに達したのは「函館2歳S」「東スポ杯2歳S」「阪神JF」「フェアリーS」の僅か4重賞のみという現実。

今週行われる「クイーンC」9頭、「共同通信杯」7頭と落ち着いた出走頭数となりましたが、クラシック本番を見据える中で途中経過のレースに過ぎないことは忘れて欲しくない部分。仮に、ここで思惑が崩れたとしてもグループ内競争が激化する現状は、出世レースから零れ落ちた程度のことです。

それだけ層が厚い社台グループ各出走馬となりますが、今週の「クイーンC」は桜花賞のみならずオークス路線へのトレンドにも関与し、「共同通信杯」は皐月賞のみならずダービーへのトレンドにも関与してくるレース。

それを『最高機密重賞2019』『極秘禁断ネタ』がどのように料理するのか?

週末の天候だけが懸念される部分ですが、上半期最大の注目を集める3歳クラシック路線に直結する2つの重賞競走をジックリとご覧になられた上で、3月クラシックTR競走、そして4月、5月の本番をまずはご自身で想定されてみて下さい。

本日は現状の3歳路線に対する流れの説明から入らせてもらいましたが、ここからは今週のBトレンドに関するご報告。

それではBトレンドレポート「主要カルテル事前ルポ」に入らせていただきます。

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Bトレンドレポート
主要カルテル事前ルポ
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【プロジェクト競走】一覧---
・ジャイアントキリング
2/10(日)京都記念(GII)

・極秘禁断ネタ
2/10(日)共同通信杯(GIII)

・最高機密重賞2019
2/9(土)クイーンC(GIII)

・小倉開催「完全インサイダー」2鞍(対象レース非公開)
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GIレースを翌週に控えた2月競馬2週目のプロジェクト競走は上記4プロジェクト合計5レース。

今週より小倉開催を舞台にした『完全インサイダー』が2鞍提供となりますが、小倉の関係者を中心に構築される提供となるだけに私自身も楽しみにしているレース。

もちろん、既に提供予定レース、並びに馬券対象馬まで聞かされておりますが、何ゆえ小倉競馬開幕週に武豊騎手が臨戦するのか。そんな部分も想像しながら考えてみて下さい。

そして本日のBトレンドレポートでは冒頭から触れてきた『極秘禁断ネタ』共同通信杯に『最高機密重賞2019』クイーンCが行われますが、この2つの競走に関しては、既にレースを見るべき方向性を示させてもらいましたので、本日は『ジャイアントキリング』京都記念に関する話題を中心にお送りします。

先週の東京新聞杯は「▲」→「◎」→「○」で入線しながら不的中。3連単提供のもどかしい部分が浮き彫りになりましたが、「レースの流れを作る」存在だったロジクライ騎乗の横山典騎手がレース後に「4コーナーから直線にかけての入りが少し速すぎた」と言ったように、結果的にスタートで出遅れたインディチャンプにとっては最高の流れでした。

先週のBトレンドレポートでは「ロジクライに騎乗する横山典騎手の位置取りと追い出しのタイミング」と申し上げておりましたが、馬場が良すぎてしまったが為に鞍上の体内時計も狂ってしまったのかもしれません。

もちろん馬券的な結果だけを見れば残念な一戦ですが、これら前哨戦の結果を受けた中で、マイル路線の主役は決まってきます。現在のマイル路線は混沌とした状況下であり、本命不在の状況が続きます。

社台グループが欲する血…それはスタミナ能力よりもスピード能力が高い馬。ロードカナロアの種付け価格が1500万円でも「安い」と言われる現在。

今年種牡馬入りしたサトノダイヤモンドの種付け価格は僅か300万円なのに対し、マイルGIを何度も勝利したモーリスは初年度から400万円。「GI実績が違う」という思いを抱く方もいるでしょうが、ディープインパクト最大の後継馬と言われ、雄大な馬格を持つサトノダイヤモンドに対し、モーリスは地味な血統で非社台系の生産馬であることを考えれば現在の状況も理解できるのではないでしょうか。

このように、Bトレンドそのものは結果と共に書き換えられて行くものですが、Bトレンドの方向性を事前に「把握している」「把握していない」とでは馬券的な側面から見ても将来的に莫大な差に繋がってしまうことは明白。

もちろん、ジャイアントキリングというプロジェクト競走は、通常のプロジェクト競走と比べれば特殊な存在。的中期待値よりも回収期待値を上位に取るプロジェクト競走など存在しませんが、だからと言って「他のプロジェクト競走よりも劣る」という考えは成立しません。競馬は能力通りに決まるものではなく、展開面、状態面など複数の要素が絡んで構成されるものです。

1番人気が勝利する確率は30%程度、逆に考えれば70%は負けていることになります。

ジャイアントキリング…日本語に訳せば「番狂わせ」となりますが、今週の京都記念、そして次週のフェブラリーSには、「番狂わせを演じるだけの状況となるのが確実視されている」からこそ指定されております。

今週の京都記念などは実際に過去10年を遡れば、1番人気馬の勝利は僅か2勝。その2勝は2011年トゥザグローリーであり2010年ブエナビスタのみ。昨年などはダービー馬レイデオロも3着に敗れる中で、明確な指標を示す存在が不在の今年は「ジャイアントキリングに指定される為に存在するようなレース」となっております。

さて、その京都記念に関して。今年の出走馬は全部で12頭となりましたが、社台系生産馬が「9頭」占めるレース。

その内訳を記しておきましょう。

《サンデーR》
・タイムフライヤー
・ダンビュライト
・ハートレー
・パフォーマプロミス

《社台RH》
・ステイフーリッシュ

《シルクR》
・ブラックバゴ

《個人馬主名義》
・マカヒキ(ノーザンF)
・カフジプリンス(ノーザンF)
・アクションスター(白老F)

他にノーブルマーズやダッシングブレイズらが出走するレースですが、当レースにおける核心部分を1つ述べるとすれば…【サンデーR】でしょうか。

冒頭でも申したように、明確な使い分け戦術を駆使するノーザンFグループからまさかの4頭出し。この意味…既に理解されている方もいらっしゃるでしょう。

もちろん、この場で核心部分を言えるはずもないですが、折しも3月末に行われるドバイ諸競走への招待馬が続々と発表される現在。

・ドバイシーマクラシック(芝2400)
レイデオロ
スワーヴリチャード
シュヴァルグラン

・ドバイターフ(芝1800)
アーモンドアイ
ヴィブロス
ディアドラ

ノーザンF生産馬が続々と招待を受諾して行く中で、この京都記念が持つ役割。

ダービー馬マカヒキの復活はあるのか?

サンデーR4頭出しの狙いは?

そもそも京都記念に対する社台グループサイドの考えとは?

以上の言葉を頭の中に入れてもらいながら京都記念を見て下さいませ。

ここからは【Bトレンド的視点から見る特注馬】。

今週紹介させていただくのはこの1頭。

2/10(日)
京都6R:メイクデビュー京都
芝2000m

■イグナーツ(牡3)
父:ディープインパクト
母:ラフアウェイ
生産:ノースヒルズ
馬主:前田晋二
厩舎:中竹(栗東)
鞍上:福永祐一

ここ2週はアイワナビリーヴ、キスラーと特注馬が勝利しておりますが、そのような中で、今週も評判馬のデビューが控えております。

オーナーサイドからも「この馬でダービーへ」という言葉が出てくるのは「今年のノースヒルズ生産馬の中で一番馬」という評価を受けるイグナーツ。

中間の調整過程や追い切りの動きからは7分程度の仕上がりでしょうが「それでも勝てるし勝ってもらわなければ困る」というほどの話も入る1頭。

福永騎手サイドには同じノースヒルズ所有馬で、京都2歳Sを2着したブレイキングドーンよりも「イグナーツに乗って欲しい」という話が既に舞い込んでいるほどですが、注目馬のデビュー戦。まずはその走りを見て皆様にも判断していただきたいところです。

最後に【帝国キーホース】。

ここで触れる『キーホース』は「絶対に必要な1頭」であることもあれば「絶対に必要ない1頭」。即ち馬券的には「◎」か「無印」を意味します。

今週紹介しておきたいのはコチラ。

2/10(日)
小倉12R:帆柱山特別

■メジャーレート(牡4)
父:ダイワメジャー
母:スルーレート
生産:ノーザンF
馬主:シルクR
厩舎:斉藤崇(栗東)
鞍上:北村友一

同馬は11/4の会津特別でも帝国キーホースとして取り上げ見事に1着となりましたが、今回、同馬をここで再度取り上げる意味とは?

レースでの走り、結果を見た上で「色々な意味」を想像して下さい。

馬主支援事業部
部長 宮間健
 

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