音無秀孝厩舎(栗東)
インディチャンプやクリソベリルを管理するなど栗東でもトップクラスの成績を誇る音無秀孝厩舎。その追い切りはお決まりで最終追い切りの殆どが坂路調教。ただしこの坂路調教の中にも狙うべき点はあり、その中でも
「栗東坂路馬なり単走」
これこそが音無秀孝厩舎の【鉄板調教】最終追い切りが軽いと不安を覚えることもありますが、こと同厩舎は仕上がった馬には負担を掛けず単走でさっと流すのが仕上がりのサイン。逆に最終追い切りをコースで併せ馬などで行った場合は仕上がりに関して疑問を持って間違いないでしょう。
またレース前日に追い切った場合に関してもその馬は仕上がり途上。一戦叩いて次走の追い切りが馬なりなら狙って良しと言った所でしょうか。
ただし、同厩舎の代表馬ミッキーアイルのように気性に問題ありの場合はこれに該当しない場合があるので注意が必要。テンションを上げないように中間に一杯追いが無い場合、最終追い切りは強めで行う場合もあります。それがこの一例
シンザン記念1週間前
1月3日栗東坂路4F4F52.1-26.6-14.1(馬なり)
シンザン記念直前
1月9日4F55.1-39.2-25.5-13.1(G前追う)
アーリントンC1週前
2014年2月20日4F52.4-24.4-12.3(強め)
アーリントンC直前
2014年2月26日4F51.5-37.8-24.5-12.2(馬なり)
NHKマイルC1週前
4月30日4F52.5-25.6-12.9(G前追う)
NHKマイルC直前
5月7日4F50.6-37.8-25.4-13.0(強め)
1週前でも一杯に追わず、直前でも強め止まり。レース間隔が詰まっている場合と同馬のように特殊調教の場合もあるのでその見極めはしっかりしておきたい所です。音無秀孝厩舎の場合は調教パターンを変える事が少ないので好調時の調教が直前や1週間前の調教に合致した場合は狙い時となります。
基本的には仕上がっている馬には馬なり、ひと追い足りない馬には強め以上。仕上がりの目安は直前馬なり、これを基本として上記を押さえれば同厩舎の収支は間違いなく上がってくるでしょう。
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