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藤原英昭厩舎(栗東)

リーディングランキング上位の常連と言える藤原英昭厩舎。驚異的なのはその複勝率で2018年度は.478と出走馬中4割以上が3着以内に入っている計算。それを更に買い時、控え時に分ける要素が同厩舎の【鉄板調教】の存在である事はもはや定説です。

師は「一戦必勝を厩舎のポリシーにしている」と公言するように高い勝率も魅力。しかし確実に走らない控え時も存在する事は忘れてはいけません。今回はいつもと逆、まずは控え時から紐解いて行こうと思います。

今回のケースは2015年1月4日に京都9R福寿草特別に出走したグリュイエール。前走後も中間しっかりと負荷を掛けており

12月20日栗東坂路4F54.9-39.8-13.3(馬なり)
12月25日栗東CW6F80.9-65.3-51.0-37.4-12.2(一杯)
12月28日栗東CW3F41.7-12.8(馬なり)
12月31日栗東CW5F70.2-54.4-39.6-11.9(馬なり)

と時計だけ見れば十分過ぎる内容。また最終追い切りとなった31日の追い切りでは3頭併せで最先着と完全に仕上がった印象があります。ただ結果は1.5倍の1番人気を裏切る5着敗退。当然前走で見せた掛かり癖等は敗因として挙げられますが最終追い切り前の陣営関係者の見解は「仕上がっていない」だったのでしょう。

一戦必勝。つまり調教の段階で仕上がっていないからこそ直前に併せ馬を行いそこで仕上げようとしたのです。同師の買いパターンは上記ではなく

「1週前までに併せて直前は単走」

これに尽きます。もちろん勝負掛かりの度合いによって変わって来ますが、直前での先着というパフォーマンスをする必要が無いほど、仕上がっている馬を狙った方がいいと言う事です。

これは代表管理馬トーセンラーにも言える事で、GI制覇を飾ったマイルチャンピオンシップの1週前が栗東坂路4F51.9-25.1-12.8(一杯)直前は栗東坂路53.7-38.9-24.9-12.3(G前追う)と体制を整える程度での好走。逆に負けた同レースは1週前の調教で一杯にも関わらず53.3-24.7-12.0と若干の力落ちがあったのは明白。悪い馬場の時計だけにあれが同馬のベスト、同じ調教過程で負けたのですからやはり加齢における能力弱化があったのは間違いないでしょう。

藤原英昭厩舎の調教の合言葉は直前単走G前強め。最高複勝率の同厩舎で更に収支を上げるなら必須事項です。
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