美浦データベース

栗田徹厩舎(美浦)

タレンティドガール、ヤマニンゼファー、イスラボニータなどを管理していた栗田博憲師を父に持つ栗田徹師。同厩舎の最終追い切りに関してはこれというものがなく、判別が難しいのも同厩舎。そこに至るまでの過程に【鉄板調教】は隠されているので時計に左右されない判断が必要です。

基本的に中間、最終追い切り共に一杯に追う言う事は少なく、本数で体を作るタイプの厩舎。滞在、もしくは関東圏での好走が目立つ事からも狙うべきは当然関東圏か滞在。穴を空けるイメージが強い調教師でその【鉄板調教】パターンが分かれば収支も大幅プラスとなり得ますのでお見逃しなく!

ただし先述の通りこれといったパターンがないのが栗田徹厩舎。今年の勝ち星を挙げた馬の最終追い切りも小倉ダート、南D、美浦P、美浦坂路、南Wと様々。これは調教が稽古を目的としたものではなく、馬それぞれの気性に合わせた調整だからなのです。「それなら鉄板パターンは存在しないんじゃ?」と思われる方も多いとは思うのですが基本的には南Wがメイン。勝った馬全てがどこかしらで南Wでの時計を出しているのです。

そして南Wは最終追いではなく1週前。しかもほぼ確実に併せ馬で行うのです。

だからこそ実質的な最終追い切りは最終追いではなく、1週前南Wで併せ馬を行っているかどうか。この時のタイムは4F60秒を切るくらいの軽いものでOKです。逆にこれを最終追い切りに持ってきた場合は勝率が著しく下がりますので注意が必要です。また例外を除き、基本的には日曜追いは行いません。ここで時計を出して来た場合は仕上がり途上の可能性が高いのでレースでの見送りも念頭に置いた方が良さそうです。

以上から導き出される栗田徹厩舎の鉄板パターンは

「タイムは上記を参考に1週前南W先行型併せ馬で併入もしくは先着。最終追い切りはコース不問で馬なり」

となります。注目すべきは最終追い切りよりも1週前ですのでそちらに注視して見てみるのがベストではないでしょうか。
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